「美里……」
固く勃起したペニスを、小さな尻にギュッと押しつける。
性の知識に疎い妹が、勃起した陰茎を押しつけられている事に気づいているかはわからない。ぴったりと押しつけられた熱い膨張の存在を主張するかのように、グイグイと尻のスリットに沿って擦るように真吾は腰を動かす。
はあはあと激しい息を美里の耳元で吐きながら、耳朶を唇で啄ばむと、苦しげにキュッとする妹の眦。
美里もこういうの弱いのか、可愛いね……美里の表情に真吾はゾクゾクとさせられた。
「はじめて絶頂を体験した感想は?良かったかい、美里……」
ビクビクという戦慄きが素肌の胸にダイレクトに伝わってくる。
口を塞がれたままの美里が答えられなくとも、身体がしっかり伝えてくれていた――好かったと。
「当たってるのわかる?僕のチンコ……美里の|膣《なか》に挿入りたいってさ」
美里はビクッとすると、首を必死に振った。
拒絶の為なのか、それとも自分の行為を止めたいのか……ただ必死さだけが伝わってくる。兄の馬鹿げた所業を、美里は止めたいのかもなと真吾は見取る。
美里の表情に嫌悪が無い事だけが、真吾にとって唯一の救いだった。
「オナニーは知らなくても、セックスは理解できるんだ。何されるのか……」
美里の瞳が揺れながら俯く。真吾には美里が頷いたように見えた。
流石に赤ちゃんはコウノトリが運んでくるのでも、キャベツから生まれるんでもない事くらいは、性の知識に疎い美里でも理解してる。
陰茎を膣口に突っ込むのがセックスで、赤ちゃんは性交で生まれる程度の知識は、美里も理解できてる。止めようと必死なのは、兄妹間を思えばこそなのだろう。
「可哀想だけど、美里に選択権はないんだよ……」
真吾は妹の頭に、懺悔でもするような面持ちで頬を押しつけた。
尻の下からペニスを突き出し、濡れそぼった膣口に雁首を押しつけると、美里はその感触を感じたのかビクリとした。
「美里が堕児から助かるには僕とセックスするしかないんだよ。処女を奪う事になって悪いけど……」
何かを必死に訴えようと、くぐもった声を真吾の手のひらで響かせる美里。恐らくは「やめて」とか「早まらないで」などの制止の言葉だ。その声を聞き続けていると心が迷う――真吾は、タオルを手に取った。
「ごめん、手で塞ぐには限界があるから……」
手に取ったタオルを猿轡代わりに、真吾は美里の口を塞いだ。
凍りついたような妹の目が、兄に向けられる。美里は、腕から逃れたいのか身じろいだ。
動けるのか……それは困るなと真吾は思った。セックスに慣れている訳でも無く、この体制で動かれたら堪らない。美里の今の体力では抜けるような事は無いとは思うが、放置するにも背筋が寒い。
真吾はベルトをズボンから引き抜くと、美里を後ろ手で拘束した。
「悪いけど、バレるようなリスクは潰しておきたいから……自由を奪わせて貰うよ」
兄に拘束され、驚きの為かショックの為か凍りつき微動だにしない美里の瞳。その表情に痛みを感じない……などという事は勿論ない。だが、興奮を感じてしまっているのも否定はできない。
その瞬間に、美里の前でも男になれる自分を真吾は思い知らされた。声の自由も身体の自由も奪い去り、犯す。こんな事に強い興奮や劣情を懐けるのは、男という生き物だけだ。
兄として最低の姿だと思う。
どうしてやるのが一番なのか、経験の少ない真吾にはわからない。
男の持つ蛮性と本来の優しさの狭間で揺れる理性に、真吾は苦悩し煩悶する――真吾が自嘲的な物言いを止められないのもその所為だった。
「乱暴な事してごめん、美里を最後まで助けてやりたいんだよ……美里も、お兄ちゃんとエッチな事してるなんて、バレたくないだろ?」
嘘ではないが、若干やり過ぎは否めない。それを見透かすような双眸が、真吾をまるで責めているように見つめていた。
だが親バレするリスクは冒せないし、さりとて催淫状態の美里を放っても置けない。美里を助けたいと思う気持ちは偽りでは無く本心だ。
でも――美里を犯したい欲望も、紛れもなく本心だった。
居たたまれずに、真吾は美里にバック姿勢を強制的に取らせると、腰を高く上げさせた。これなら動く事も、すり抜ける事もできないはず。
だけど本当のところは違う理由だ。
美里の顔を直視したまま、犯すのが怖いのだ。
しかしこれがマズいくらいの破壊力のあるポーズである事を、真吾はさせてしまってから思い知った。
ヤバい。超エロい……。
強制的に腰が高く上げられてしまっている為にヴァギナはぱっくりと開き、既に開花させられた花弁からはたっぷりとした蜜が滴り、凄くいやらしい。
拘束なんて動画なんかでは良くあるシチュエーション。真吾だって裏モノくらい見た事はあるが、しかしここまで強烈だとは思わなかった。生で目の前に置かれるとエロさが段違いに違うのだ。
「今朝ごめんな、貧弱な尻に興奮なんてしないなんて言って。結構おまえ、良い身体してるね。かなり興奮させられてるよ、僕……」
気づくと、そんな言葉を美里に投げかけていた。
背筋にぞくぞくっと走る快美感。
妹が相手でも欲情を抑えられない程の破壊力は、理性を追い詰めるくらいに真吾を震えさせた。
ペニスはビクビクと震えて血流が集まり、更に滾る。
滅茶苦茶エロい美里の情欲的な姿に、犯したい衝動を抑え切れない……僅かに残った理性は、綺麗に弾け飛んだ。
「ううん!!うーん!うぅーん!!」
涎を垂らしピクピクと震える肉芽に、真吾は舌を絡めた。
クリクリと嬲るように舌先で舐め回される淫核は、ワルツを踊るように舌の周りをくるくると回転して、まるでエスコートに甘える女のようだ。
可愛い女を赤いベルベットがやんわりと抱き、愛しむように揺らす。ターンを踏むように桃尻が、ビクッビクッと悩ましげに何度も跳ねた。
嬲られるうちに丸裸となったクリトリスが唇に包まれ、チュッと吸われる。
「ううううん!!う~~~うっうっうっ、んむぅぅぅぅん――――!!」
美里は柳腰をガクガクと振りながらクリで絶頂した。
昇り詰める淫核を追い詰めるように、吸いながら揉む兄の唇。舌先がクリトリスを強かに弾くと、唇の中でクリトリスがビクビクと上下に痙攣した。
連続でクリを絶頂させられながら、ぐにゅりと指が膣肉を摩擦する。
尻が大きくビクリと跳ねて、指を咥えるヴァギナがプショッと潮を迸らせた。
「んく!!んんんんんんんんんん――――ッ!!」
高く上げられた尻はピクピクと小刻みに戦慄き、快楽で艶やかに火照った肩や背中も震えるように痙攣している。
真吾は唇をクリトリスから剥がしながら、被った潮を手で拭う。
白い太腿を潮や愛蜜で猥らに濡らして、薄い恥毛が覆う恥丘からポタリと汁が落ちている。悦楽に濡れる双眸はとろんとして、猿轡を噛ませた唇からは涎がツウと垂れて何ともふしだらな妹の姿にヤバいくらいに欲情する。
「我慢できない。挿れるよ、美里……」
吸い込まれるように鈴口を満開の花弁に押しつけると、美里は思い出したように訴え始めた。
しかし待ちわびていたのだろう、蕩けて熱い膣口は何の抵抗もなくヌルッと雁首を包み、内に誘い込むように蠢きながら尖端を咥え込んでいく。
その様を愉しむように視姦しながら、グイッと腰を押し込んでやる。
「うッ…………うんッ!!」
挿入の圧迫に、美里の訴えは中断された。
膣道は甚だしく狭く、まさに抉じ開けるように挿入しないと兄のペニスが通過するには聊か窮屈だ。狭い膣道は途中で更に狭まり、ペニスの侵入を阻害する。
チンコの先っぽに当たる、つっかえた感触が処女膜か……?
先を越されたが故に、密かに興味を懐いていた――処女を奪うという感覚を。目の前には処女を奪える肉体があり、今まさにペニスの先にその膜の存在を感じている。実感すると真吾の興奮は嫌が応にも膨れ上がった。
ついに破れるんだなと……。
腰が逃げないようにガッシリと、真吾は細い括れを掴んだ。
「美里、処女……貰うね」
体重を少し前傾にかけながら、挿入に圧力を加えていく。
ペニスは膣道をゆっくりと進み始めた。
ブチ……。
雁首の先にちょっとした衝撃が走る。
プチプチとチンコの先に感じる、気泡が壊れるような感触。
微かな触感だけど、何かヤバい……。
ブチブチ……ミチッ。
立て続けに小さく千切れ弾けたような感触と音。
これが処女膜をぶち抜いた感触――だろうか……?
ペニスに微かに伝わる衝撃で、処女膜を破った感覚が隠微ながらも味わえる。
皮の薄い雁首全体に、肉の弾けるような僅かな衝撃を感じながら、どんどん先へとペニスを沈めていった。
美里には悪いけど――メチャメチャ興奮する。
こんな興奮もあったのかというような、ゾクゾクとくる不思議な感動だ。処女膜をぶち抜く感触って何か凄いなと、真吾は思った。今まさに自分自身が、この子のはじめてを奪ってるんだという感覚をストレートに体感させられて、堪らないものがある。
「痛かったりしないか、大丈夫?」
尋ねる言葉に美里はゆっくりと首を横に振った。
しかし痛みが無いのか。処女なのに、どういう事だ。
今に思えば、彩夏も被瓜の痛みが無かったように思うが……若しかしてこの催淫効果には、痛みを消し去る力もあるのだろうか。
「じゃあ……気持ち良い?」
と聞くと、美里は戸惑いがちに頷いた。
痛みもなく快感を得ているのなら、罪悪感も少しは紛れる。
妹の身体に悦楽や興奮を感じるのはどうかと思うが、今だけはそれを真吾は考えないようにしていた。その気持ちに捕まれば、後ろめたさに萎む。今だけはその感情を肉欲に塗り替えてしまうしか、美里を助けてやれる手段が思いつかなかった。
美里の狭い膣道はじっとしていても凄く気持ちが良い。今はその快楽に身も心も委ねる事が、迷いを振り切る唯一の方法だった。
「なら続けるね。じっとしてるの、僕も辛いから……」
美里は一瞬だけこちらに視線を送ると、おずおずと頷く。
その顔には既に、ショックよりも諦めが見える。美里にとっては甚だ不本意ではあるだろうが、ペニスに感じさせられる興奮も垣間見えた。
「はァ~……美里の|膣《なか》、凄い……」
甘く息を吐きながら、狭い膣道を膨張した剛直がミチミチと押し開くように侵入していく。膣の柔らかく締まりのある感触に、喜びの溜息が思わず零れた。
侵入を阻害する膜は既に奪ったが、挿れるにも窮屈な美里の穴は、たっぷりと蜜で満たされていても強く挿入していかないと、ペニスを返す程の弾力があった。
処女膜は無事に通過したのか、弾けるような感触は漸く途絶える。
内部はとても窮屈で狭い……これが成熟前の15歳の肉体なのだと、真吾は痛感させられた。
体位の所為で奥行きが浅いのか、奥の圧迫が凄い……根元まで挿し切ってもいないのに、強い圧力で押し戻されそうである。
凄いな、膣が既に一杯一杯になってるじゃないか……更にデカくなったチンコを奥まで挿し込んでやったら、どんな反応が返ってくるのだろう――想像するだけで昂ぶり、真吾の背筋はゾクッと震えた。
しっかり掴んだ腰を引っぱるようにして、下腹部をバチンと美里の尻に打ちつけると、ペニスは根元までズッポリと挿入された。
「んあああああああ――――!!」
子宮を抉る雁首の圧迫に、美里はビクンと大きく仰け反った。
すぐさま昇りたいと、切なく訴える膣道が伸縮を始める。まるで脚を絡めて甘える恋人のように、求めて強請るねっとりとした、その動き――想像通りの良い反応にぞくぞくとする。
望まれるままにペニスを激しく抽挿させてやると、応えるようにすぐに美里の背筋がビクーッビクーッと戦慄する――。
「ん~ぅ!ん~ぅ!ふああああああああ――――――!!」
激しいイキ声を上げながら、美里がはじめて|膣《なか》で達した。
絶頂により膣道がポンプのような堪らない締めつけで以って、ずりゅずりゅとペニスを擦り上げる。
「――っあ!す……凄い、美里の|膣《なか》……ッ」
愛撫にも似た感触がゾクゾクと背筋を舐め回す。そしてぞわりと昇るような快感に腰が突き動かされて、抽挿のペースは凄まじい早さとなっていった。
絶頂の余韻が後を引いたままのヒクヒクと痙攣する膣道を、ガチガチの肉膨張がズリズリと忙しなく擦る。
「んむぅ!んむぅ!んんんんんんううううんんうううう――――!!」
美里はまた絶頂に至った。
至ってる最中も、ペニスは容赦なく抽挿される。
大きく開かれた股から愛液の飛沫が飛び散り、その光景は抽挿の激しさを物語っていた。
昂ぶり昇った快感の余韻を冷ましたいのか、抽挿から逃れようとする細い腰を、兄の骨ばった指がガッチリと掴んで連れ戻す。
絶頂中のキュンキュンと疼く場所を、容赦のない執拗な責めを受けて、美里は強引なオーガズムを連続で迎えさせられた。
「ふぅ~~~ん!うぅ~~~~ん!んふうっ!!んふうっ!!んんんんんんんんっ!!」
逃れられない強制絶頂に、美里の頭や背中が壮絶に振盪する。絶頂が終わってもまた逝かされる美里は、喘ぎというより最早悲鳴を上げて達していた。
そしてまた逝かされる――。
終わらない絶頂のループに、美里は白目を剥きかけながらも夢見心地の表情――こういうのをアヘ顔と呼ぶのではないだろうか。
うら若い年頃の乙女のする顔ではないなと真吾は思った。ふしだらで恥知らずな乙女の姿に、堪らなく欲情させられる。
ズンと腰から頭へ突き抜けるような快感が走った。
「美里ッ、で……射る!|膣《なか》で……|膣《なか》で射すよ……!」
強く打ち込んだ腰がパァンと尻を叩いたかと思うと、尖端に子宮口をコリッと抉る手応え。間髪入れずに男の生殖本能が子宮に向かって迸る――。
「んむぅ――――!!あ……ぁぁぁぁ……ッ!」
荒ぶる雁首が雄汁を吐き出しながら子宮口を抉る。
オーガズムに再び達する股の間から、じょぼ……じょぼじょぼ……。
美里の股の間から、シーツに向かって滝のように流れる清水――これは、お●っこ……?
白いシーツに、黄ばんだシミがじわりと広がる。
はじめて見る乙女のほう尿姿に、流石の真吾も興奮を隠せない。絶頂を続ける子宮に兄の射精を受けながら尿を洩らす妹の、はしたなく猥らな姿にこの上も無くゾクゾクとさせられる。
興奮を煽られた劣情が、妹の子宮を求めて更に突き挿れられる。ゴリッという感触を雁首に受けると、弾力に満ちた強い圧迫を雁首に感じ、ビュルッビュルッ――昂ぶる兄の生殖欲が妹の子宮を犯し、たっぷりと満たしていく。
「ああああ゛ぁああぁあ゛~~~!!ううううぅううんううう~~~!!」
恍惚と熱に浮かされたような美里の眼差しは、兄の生殖行為を受け止めながら煌々と輝いたように見えた。
美里は再び絶頂を迎え――ガクリと事切れた。
高く上げられた尻がピクピクと快楽に引き攣り、愛液混じりの小水の雫が恥丘からポタポタと落下していく。
美里は失神したようだった。
ペニスを引き抜くと、開き切った穴から卑猥な音と共に、注いだ白濁が吐き出される。その白濁と共に、死んだ堕児も押し出されてきた。
汚れた音と共に出てくる白濁は、まるで排泄行為のようだった。
小水で描かれた地図の上にボタボタと垂れるその白い点は、まるでマーキングのようにも見える。自分の雄としての印を付けたようで、何とも興奮を煽られる。
犯した後の妹の姿にまで興奮するなんて酷い兄だな。
真吾は自嘲気味に苦笑した。
呆れる自分の姿に苦々しい思いを懐く――自分も男なんだと。女の子の裸なら、妹でも興奮できる。男とは結局のところ、そういう生き物なんだな……と。
◇
小説家になろう・ノクターンノベルズでも連載中です◇
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2018/07/27 00:00 |
竜を継ぐ者~黄の刻印の章(世界はエッチと愛で救われる)
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